外壁塗装が持つ3つの機能

外壁保護する機能

家の外壁だけではなく、自動車や家具など、身の回りの多くのものには塗装がほどこされています。これは、鉄がさびてしまったり、木が腐ってしまったりするのを防ぐためです。外壁のモルタルの場合には、塗装の有無が強度に大きな影響を与えます。
このように、塗装が外壁を保護する機能を担っているため、定期的なメンテナンスを怠ると、外壁のヒビ・傷み・劣化を進行させてしまう可能性があります。

外観美しくする機能

外壁は、いわば家の外見となる部分、ルックスです。どれだけキレイで高級な洋服も、長い間洗濯せずに着続けていれば、ヨレヨレになり、汚くなってしまいます。
外壁もこれと同じで、新築から5年もたてば、かなり汚れが目立つようになり、変色していきますが、外壁塗装を行うことで、新築時と同じ輝きに戻すことができます。

生活守る機能

使用する塗料の種類によっては、物の表面に特別な機能を付与して、さらに価値を高めることも可能です。たとえば、防水、防錆、防カビ、防虫、抗菌といった機能です。これらの機能を持つ塗料を使用して外壁塗装を行うことで、外壁に特別な機能を持たせることができます。
また、近年は地球環境にやさしい塗料の開発も進んでいます。遮断、断熱、耐熱といった機能を外壁塗装で付与すれば、冷暖房費の節約などにもつながるでしょう。

外壁塗装の寿命の目安は10

外壁塗装には建物の「外観を美しく整える」「外壁を保護し、耐久性や防水性を高める」という役割があります。

建物は常に厳しい環境条件下にさらされています。塗装されていなければ外壁はすぐに傷みます。
風雨や日射など自然環境から建物を保護する際に、塗膜は大きな威力を発揮します。
人間も暑い時に日焼け止めを塗りますし、雨の日にはレインコートを着ます。そうやって紫外線や雨から身を守るのと同じで、住宅も塗装することで劣化を防ぐことが可能です。
しかし、塗料には耐用年数と呼ばれるメーカー推奨の寿命の目安があります(平均目安は10年)。耐用年数を過ぎてもメンテナンスせずに放置すると、塗膜が雨や紫外線を防げなくなり、雨水が浸入し、雨漏りや内壁の腐食、外壁の崩れなどに発展する危険性があります。

適切なタイミングで外壁塗装を行うことにより上記のような被害を事前に防ぐことができ、住宅自体の寿命も伸びます!
外壁・屋根の塗装を行うと、新築時同様の美しい状態を蘇らせてくれますが、最も重要なのはその機能面にあります。コケやサビを起こりにくくし、更には壁や屋根の強度を強くしたり、更には室内の温度上昇を防ぐ働きがあるものまで存在します。